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​身体の反応のチャンネル

 

A(呼吸法)

 

  心臓のスピードを自分でコントロールできませんが、呼吸のスピードや深さは自分でコントロールできます。

 

  体の興奮を鎮める呼吸は、ゆっくりと息を吐いていく事です。

 

  鼓動の速さは呼吸とシンクロしています。

 

  息を吸っていくと心拍は早くなり、息を吐いていくと心拍はゆっくりとなります。

 

  深呼吸をすることが勧められますが、息を深く吸うことで、息を長く吐き続けることができます。

 

 結果として心拍を落としてくれることができていきます。呼吸をゆっくりとしたリズムで、そして特に息を吐いていく事を意識しながらしていきましょう。

 また息を吐いていくときに、口を丸くすぼめて、そこからゆっくりと吐く息を唇に感じながら吐くのも良いでしょう。

 

 唇の感覚には、体の中に安心感を生む仕組みとの関連があります。

 

 赤ん坊が母の父を唇をすぼめて吸うことは、誰から学ばなくとも本能的に私たちの体に刻まれている行動ですが、その行動を快と感じるよう、唇の刺激はここちよい安心感につながる自律神経系の活性化を起こしています。(*詳しくはトラウマの反応。ポリヴェーガル理論のところで説明します。現在製作中)

 深呼吸をしながらゆっくり息を吐きだしましょう。

 

 三秒カウントして息を吸い、四秒カウントしながら息を吐いていきましょう。

 

 もっと長く時間かけてはいてもかまいません。

 

 吸う息よりも吐く息を長くして行ければ、必ず心拍数は落ちてきますから。

 そしてこの呼吸を意識して、それに時間をかけるという事も大切な要素になります。

 

 それは【行動】のところで説明します。

B(​筋弛緩法)

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